試作の前の作業

2020/07/01のブログにも書きましたが、QUEEN’S JETの商品作りは少し変わっています。
通常であれば厨房に入って、いきなり試作を始めればよいのですが、ちょっと特殊なケーキを作るので普通のケーキ屋さんではやらないような工程が入ります。

イメージイラストを描いたあとに、そのイメージを元に3D制作に入ります。
3Dソフトを使って思い通りの形状を作って行きます。
もちろん、お菓子屋さんでは3D制作の技術を学ぶような事はありませんので、このあたりは独学になりますが、最近ではやっと思ったような形を作れるようになってきました。

なぜ3Dソフトで形状をデザインするかというと、これを一度3Dプリンタでプリントするためです。

5時間かけてプリントしたものが、こちらです。

ん?なんだなこりゃ??

そう思われている方も多いかと思います。
ケーキには見えませんよね〜
でも、これがケーキになるんですよ。
少しずつ形状やサイズを変えて何度もプリントします。

3Dプリントをすると実際の商品の大きさがわかりますので、手に持った感じ、お皿においた感じ、箱に入れた感じが正確につかめます。

更には、この3Dプリントを使って重要な作業に入ります。
おそらく通常のケーキ屋さんでは絶対にやっていない特殊な作業です。
これにより、QUEEN’S JETオリジナルの新しいお菓子が実現可能となります。

その模様はまた後日、このブログで!