真鍮製サインの仕上げ

さあ、今日は300mm角の真鍮製サインにQUEEN’S JETの紋章をカッティングします。
イギリスには国章があり、これはイギリス国王の個人的な紋章なのですが、今回QUEEN’S JETもイギリスイメージのブランドということですので、独自の紋章を作りました。

これを店舗の外壁に掲げるのですが、その土台を真鍮の板にしました。
この真鍮の板にカッティングで紋章を施します。

位置が決まったら、マスキングテープで固定し剥離紙を剥がしていきます。
今回は上下左右のセンターに配置をしました。

うまく剥離紙からも剥がれてくれています。
いいぞ!

石鹸水を吹いた真鍮の表面にカッティングシールを戻し、スキージを使って間にある水分と空気を除きます。
この作業をしっかりとしておかなければ、カッティングシールがうまく真鍮の板にくっつきません。

石鹸水が抜けたら、この状態で約1時間ほど水分を乾かします。
さあ、綺麗に剥がれてくれるでしょうか??

一時間後ゆっくりともう一枚の剥離紙を剥がし始めました。
いい感じ!
完全に真鍮部分にカッティングシールが張り付いているようです。
この紋章はかなり細かったので、細部が剥がれてしまう心配をしていましたが、問題なくいけそうです。

完成!!

300mm角の真鍮板のセンターにQUEEN’S JETの紋章が入りました。
真鍮のゴールドにブラックのカッティングシールがよく映えます!

紋章の左にはテイラーの通称ハリーが、右にはユニコーンが描かれています。
真ん中にはカカオポッドもデザインされています。
ご来店の際は是非よく観察してくださいね。
(といってもオープンは2020年11月予定ですが)

最後は余談になりますが、この真鍮の板の厚みは5mmもあります。
300mm角の厚さ5mmの真鍮板は約3.8KGもあります。
強烈に重いです!

では次回このサインを大工さんが外壁にセットしてくださいます。
木の土台も作ってくれるそうで、楽しみで仕方ない!!