新しいチョコレート洋菓子

先日7/5のブログで書いた通り、ちょっと特異な方法で作られるQUEEN’S JETの商品。
3Dソフトでモデリングした形状データを元にPET素材で型を作ります。
この型を作る作業は真空成型器という機械を使います。

PET素材で出来上がった型にチョコレートを流し込むと、写真右のようになります。
左が3Dプリント、右がチョコレートです。
当然ですが、瓜二つになります。

この真空成型器に関しては、また時間があれば解説しますね。
写真左のチョコレートはチョコレートの塊ではなく、中身があります。
下の写真が断面になります。

とってもフォトジェニックでしょ!
この洋菓子の作り方を簡単に説明をします。

PETの型に一度チョコレートを流し込み、すぐに型を逆さにして余分なチョコレートを取り除きます。
そうすると型の表面にうっすらと残ったチョコレートが固まりシェル(殻)を形成します。
そのシェルの中にチョコレートケーキを組み上げます。
写真は抹茶のフレーバーです。

一番上に抹茶のソースが入ります。
その下に抹茶のバタークリーム。
更に下にチョコレートガナッシュ。
一番下が、チョコレートのスポンジ生地。

抹茶ソースはシェルを割ると流れ出す仕組みになっています。
これが、QUEEN’S JETのメイン商品となる予定のシェルチョコレートケーキです。

表面はパリパリのチョコレート。
中にはクリームと生地。
こんなチョコレートケーキ見たことも食べたこともないでしょ??

第一弾試作に使った写真の型は、高さが5cm長編7cm短編3cmくらいの大きさです。
ちょっと大きいかなぁって印象です。
型の再考が必要かもしれません。