エントランスドアのオイルアップ

夏季休業を頂いておりますQUEEN’S JET(クイーンズジェット)ですが、連日製造・試作を続けております。
そして、このお休みのうちにお店のメンテナンスも行います。

今日はこのオイルを使ってエントランスのドアに潤いを与えます。
2020年7月12日にこのお店にやってきたエントランスのドアはイギリスのリバプールにあったホワイトスターライン社の社屋に使われていたアンティーク。
詳しくは2020/7/12ブログ:リバプールから六甲へを御覧ください。
取り付けてから約1年経過し汚れと乾燥などで少し弱っているようです。

まずはドア全体をしっかりと水気を切ったウエスで拭いてホコリや汚れを落とします。

その後、WATCOのオイルを刷毛で薄っすらと塗っていきます。
外側はもちろん、店内側にもオイルを塗って行きます。

全体に塗り終わったら15分程の時間を置いて乾いたウエスで余分なオイルを拭き取って行きます。

しばらくはベタベタとするので、「ペンキ塗りたて」の張り紙をしました。

こういった作業もすべてスタッフが担当します。
もちろん皆素人ですし、こんな作業は初めての経験ですが、この様にお店を自分たちでメンテナンスすることで愛着がわき物を大切にする心が生まれます。
木は経年変化していくので言わば朽ちていくものだと言えます。
でも、このように手を入れることでその進行を少しでも遅らせ、手を入れたからこその風合いがでる。
雨にぬれても、日があたってもびくともしない素材は楽で良いのですが、できれば僕たちは一緒に経年変化していく素材を選んで行きたいと思います。

さあ、どうですか?
ちょっとだけ、艶が増し潤いが生まれたような。。。
9月に再オープンしたらこのドアを是非見に来てくださいね。