先日京都で購入したヨーロッパのアンティーク窓。
表面のペンキを一度剥がしてペーパーがけして表面を綺麗にしてみたのですが、このままでは再ペイントできないことがわかりました。
その原因は経年劣化。
よく見ると、木製の枠がひび割れていたり、裂けていたり、継ぎ目がガタガタになっていたり・・・
取り付けたは良いけど、木片が落ちてきたりしたらダメなので補修をしてからペイントをすることにしました。
ひびの入った部分や、欠けている部分、継ぎ目などをパテで埋めていきます。
パテを使ったのは子供の頃のプラモデル作り以来でしたが、本当に進化していて便利です!
本来であればヤスリなどを使ってパテの表面を綺麗にするのですが、もともと凹凸が多い窓枠なので指でならしてパテ埋め完成としました。
その方が風合いが合っているように感じたので。
ここか丸1日乾燥をさせて、翌日ペイントに入ります。
ツヤ少なめのホワイトのペンキを使ってペイントしていきます。
枠の幅が狭いのでローラーは使わず、筆を使って全体をペイントしていきました。
これがやってみると本当に楽しかった!
1度塗りし3時間ほど置いて、さらに2度塗りをしました。
もっと塗っていたい!!!
と思うくらい何故か楽しかった。
(商品開発が進まないことへの現実逃避かもしれませんが・・・)
筆で塗ると素人感というか手作り感が出てしまうのですが、それが何だかヨーロッパぽくていい風合いになったと思います。
このアンティーク窓はお客様スペースと製造スペースの間を仕切るための物です。
お客様はこのアンティーク窓越しに我々が製造しているところを見ていただけます。
乾いたら早速大工さんにはめ込んで貰おうと思います!
楽しみで仕方ない。
そんな工作の1日となりました。