ビンテージカウンターの手入れ

今日はショーケースに利用しているビンテージカウンターを労る日です。
このカウンターが作られた年代はわかりませんが最低でも70年位は経過しているものと思われます。

経年変化で表面が乾燥気味。
この季節になったら僕も手にニベアを塗って潤いを保つように、このカウンターにも潤いをもたせたいと思います。
準備したのはこれ。

オイルステン&フィニッシュとしてはかなり有名所のワトコオイルです。
今回はカウンターそのものの色を尊重するので、無色を使用しました。

刷毛で全面にたっぷり塗り拡げます。
オイルフィニッシュはムラにならないのがいいですよね。
大胆にいきますよー

セミを象ったレリーフ部分にもたっぷりワトコオイル。
このカウンターはイギリスではなく、フランスのものです。
プロヴァンスではセミは幸せを運んでくるという象徴になていますが、このカウンターはプロヴァンスから来たのでしょうか?

30分〜60分経過したら、拭き上げです。

ウエスを使って余分なオイルを拭き取っていきます。
少しだけ表面に鈍い艶が出たように思います。
このまま24時間ほど放置すると、表面が少し潤ったようになります。

レザーと一緒でこういったアフターケアをすることで長く良い状態で使って行けるのだと思います。
これからQUEEN’S JET(クイーンズジェット)を一緒に支えてくれるショーケースとして偶然にも出会ったこのカウンター。
この出会いを必然のものとしていきたいと思います。

このショーケース(カウンター)の上に沢山のシェルチョコレートケーキが並ぶのを楽しみにしていてくださいね。