[60DAYS]オリジナルタブレットの試行錯誤

ピュラトス社によって作られた、今までに無いCHOCOLATE LOVERSの為のチョコレート[60DAYS]
その画期的な製造工程のお話は前のブログで書いております。
まだ読んでおられない方はお先にどうぞ

4/23UP
[60DAYS]こんなチョコレートに出会えるなんて。

この60DAYSを楽しんでいただくためにどの様な商品を作ろうか思案しました。
当店のシェルチョコレートケーキをこの60DAYSで作るという案も有りましたが、どうしてもチョコレート本来の味を感じにくくなってしまいます。
最終的に行き着いたのはチョコレートタブレットを作ることでした。
つまり板チョコです。

せっかく板チョコを作るのであればオリジナルの型を使って作りたい。
通常では型を作ってくださる業者さんに依頼をし、最終的に2ヶ月〜3ヶ月の期間を経てチョコレート型が完成します。
でも、そんなの待っていられない。
せっかく2021年のファーストチョコレートが出来上がって来ているのに明日にでもお客様にお届けしたい。

市販の型を使うことも考えましたが、QUEEN’S JET(クイーンズジェット)はチョコレートテイラーです。
ここで妥協はしたくない。

社内で急ピッチで型を作成することを決意しました。

3Dソフトを使って、パソコンでチョコレートのデザインを考えます。
最初は13区分に割ることができる板チョコを考えていました。
ただ、この区分数だと1片が小さいもので2gくらいになってしまい、これだと60DAYSの味を感じていただきにくい。

最終的にいくつものデザインをし、3Dプリンタで出力。
実際の大きさを確認しまた作り直すを繰り返しました。

そのときに出来たデザインが下の写真です。

これを3Dプリンタで出力をし、圧縮成型機という機械を使って簡易の型に仕上げます。
出来上がった簡易型がこちら。

約50gのチョコレートを10分割するデザイン。
ハートマークとQJのロゴが入った大きな欠片が約6g、小さい欠片が4gになる設計です。

この簡易型が出来上がるまで約2週間。
この工程を社内で一貫してできるチョコレートショップはそうないと思います。
いつかお客様のオーダーの型やメッセージ入りの型などを受注できるようになればいいなあ。でもそれは未来のお話。

そして、この型を使ってチョコレートタブレットを作ってみました。
それがこちら。

うーん自分で言うのもなんですが、美しい出来上がりです。
ラベルパッケージも同時に作っていました。
カカオがなる木を見上げる猫のイラスト。(ベトナムにも猫いますよね?)

今回はアルミ包装紙でチョコレートを包んで、巻ラベルで仕上げる仕様にしました。


60DAYSを使用し作られたQUEEN’S JETオリジナルタブレット。
明日4月25日(日)21時より母の日セットとして販売を開始します。

CHOCOLATE LOVERSに是非食べていただきたい、人生初のチョコレート体験をもたらすタブレットです。
商品内容は詳しくこのあとブログアップしますね。