やっぱり栗が食べたい。

本日試作したのは、秋になると無性に食べたくなる「栗」です。
試作しながらすぐにでも食べたい衝動に駆られながら、しばらく冷蔵。

午前に試作したものを午後から試食します。
時間は15時。
ちょうどおやつの時間です。

栗のフレーバーの見た目はこんな感じ。

通称「キリン」デザイン。
ミルクチョコレートでケースに点々を描いて、その後スイートチョコレートを流したシェルを使います。

1層目のソースはフランス産の栗に何も余分なものを加えずピュレ状にしたものに練乳を混ぜて作ります。
このピュレ本当に美味しい。
栗の香り、味しっかりと生きたままフランスから届きます。

そして、2層目のクリームもこのピュレを中心になめらかなクリームに仕立て、クリームの中には渋皮付きの栗を刻んでたっぷりと混ぜ合わせています。

3層目のガナッシュはミルクチョコレートベースのものをチョイス。

4層目に生地を敷いて出来上がり。

さあ、断面見てみましょう。

ザクッ!

フォークを差し込もうとすると、ちょっと抵抗が有りその後「パリッ!」っとシェルが割れてソースが少しだけ染みて来ます。
(普通はこんな風にど真ん中にフォークは刺さないですけどね)

さあ、断面を見てみましょう!

流れ出すマロンのソース。
そしてクリームの中には渋皮栗がコロコロ。

一口食べてみると・・・

マロンピュレの香りが口に広がり、溶けてフェードアウトしていく感じ。
ミルクチョコレートのガナッシュが甘さを引き立て、マロンのソースがもう一度マロンを強調します。

まるで、皿盛りのレストランデザートをチョコレートの中にギュッと詰め込んだ感じ。
これは、チープな表現ですが「おいしい・・・」

毎日でも食べたいです。
これは商品化決定でしょうか。

ああ、美味かった。